ワイズ株式会社の五反田明駿です。 このブログは自分の考えをアウトプットするブログです。
五反田明駿です。
本日は、AIに任せてはいけない仕事を、どう見分けるかについてお話しします。
AIを使い始めると、だんだん何でも任せたくなります。ですが任せた瞬間に価値が落ちる仕事があります。線引きを持っておくと、安心して使える範囲が広がります。
最初に見るのは、
AIが間違えたときに、後から修正できるかです。
資料の下書きなら書き直せますが、
誤った契約条件を送れば影響が残ります。
ただし、判断はこれだけでは足りません。
外部へ出るか、機密情報を含むか、
正しさを確認できる人がいるかも見ます。
影響が大きく、検証しにくい仕事ほど、
AIの役割を小さくするのが基本です。
「使う・使わない」の二択ではなく、
次の3段階で考えると運用しやすくなります。
採用するか、取引を受けるか、
値上げに踏み切るか。
決定そのものと、その責任は人が持ちます。
AIは情報整理、論点の洗い出し、
選択肢の比較までに使うのが適切です。
特に採用や評価では、AIの出力に
偏りや不適切な推測が含まれる可能性があります。
判断理由を説明できる状態を残し、
人が事実と基準に照らして決めてください。
お悔やみ、重大な謝罪、退職や契約終了の連絡。
こうした文章は、整っているだけでは足りません。
相手との関係や、自分が本当に伝えたいことが
文章の中心になります。
AIへ状況整理や言い回しの相談をすることはできます。
ただし、そのまま送らず、
事実、責任の取り方、自分の言葉を加えてください。
下書きはAIでも、気持ちと送信判断は人です。
自社の強み、他社との違い、これまでの経緯は、
AIが会社の内側を知らなければ一般論に寄ります。
会社案内、求人原稿、提案書の核になる部分は、
経験、顧客の声、具体的な事例を人が用意する。
AIには、その整理と文章化を任せます。
自分や社内の誰も正誤を判断できない分野で、
AIの答えをそのまま採用するのは危険です。
法律、医療、税務、セキュリティ、
専門的な技術仕様などは特に注意が必要です。
このような分野では、AIへ結論を求めるより、
確認項目、調査先、専門家へ聞く質問を
整理させる使い方が向いています。
AIで理解の入口を作り、最終的には
一次情報や適切な専門家へ確認してください。
共通するのは、元の情報があり、
人が結果を確認してから使えることです。
低リスクな途中作業には大胆に使い、
外へ出る前に人の確認点を置きます。
一つでも不安があれば、
「任せる」から「補助に使う」へ下げます。
影響が重大で確認もできないなら、
AIへ入力・委任しない判断が必要です。
経営者や担当者だけが理解していても、
社内運用は安定しません。
任せてよい作業、必ず人が確認する仕事、
入力してはいけない情報を短く決めてください。
禁止だけでなく、使ってよい範囲を示すことが大切です。
AIに任せる範囲は、
①間違えた後に戻せるか
②外部へ出るか
③機密情報を含むか
④正しさを検証できるか、で判断します。
仕事を「任せる・補助に使う・任せない」に分け、
最終判断と責任は人に残す。
まずは社内の仕事を10個書き出し、
この3分類へ振り分けるところから始めてみてください。
※AIサービスの利用条件やデータの取り扱いは、サービス、契約、設定によって異なります。重要な意思決定や高リスク分野では、所属先の規程、一次情報、適切な専門家の確認を優先してください。
五反田明駿(ごたんだ めいしゅん)
ワイズ株式会社 代表取締役社長。
Webマーケティング、営業代行、インサイドセールス、
人材育成を手がけるかたわら、
AI活用スクール「AcademyAI」を運営しています。
詳しい運営情報や発信内容は、
一次情報リンク集からご確認ください。
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