品川区の社長です!
五反田明駿です。
本日は、実際に起きたAI詐欺の事件から、これからの時代の「信じ方」についてお話しします。
「顔が本人だから安心」「動画で話しているから本物」——この当たり前が、もう通用しなくなってきています。なぜそう言えるのか、実際の事件から見ていきます。
2026年3月、著名人を装った
AI生成のフェイク動画を使った投資話で、
約1700万円をだまし取った疑いにより、
受け取り役とみられる人物が逮捕されたと報じられました。
被害に遭った方は、有名人が投資を勧める動画を見て、
信じてしまったとされています。
しかし、その動画はAIで作られた偽物でした。
「あの人が言うなら間違いない」という信頼が狙われた形です。
少し前まで、偽動画には口の動きや声などに
分かりやすい違和感がありました。
ところが今は、見た目だけで本物と区別することが
難しい動画も作られるようになっています。
肖像パブリシティ権擁護監視機構の調査では、
有名人などの顔や声をAIで無断生成したとみられる
動画・画像が、約2か月で4万3,483件確認されました。
閲覧数は約3億3,500万回に上ったと、
2026年7月に報じられています。
これだけの量が出回ると、一つひとつを見た目だけで
見抜くのは現実的ではありません。
偽物は投資詐欺だけに使われるわけではありません。
商品の宣伝、実在しない人物による勧誘、
家族の声を装った連絡などにも応用できます。
誰もが対象になり得ると考えておく必要があります。
私たちは長いあいだ、写真や動画で本人が話すことを、
信用の証拠にしてきました。
しかし、その証拠をAIで作れるようになった今、
証拠だけで判断しない姿勢が必要です。
AIという技術そのものが悪いわけではありません。
便利な道具にも、詐欺の道具にもなります。
大切なのは、怖がって遠ざけることではなく、
どう悪用され得るかを知っておくことです。
精巧な偽動画を、一般の人が見た目だけで
見抜き続けるのは難しいと思います。
そこで大切なのが、動画とは別の経路で確認することです。
「本物かどうかを当てる」のではなく、
別の連絡先や公的な情報で確かめる。
この手順を持っておくほうが、現実的な防御になります。
AIで動画や音声を作れると知っていれば、
「動画だから本物」と鵜呑みにしにくくなります。
知識が、そのまま警戒のきっかけになります。
家族や高齢の親にも、
「動画や声だけでは判断しない」
「お金の話は一度かけ直して確認する」と、
具体的な行動まで共有しておくことが大切です。
著名人の偽動画を入口に、
約1700万円をだまし取った疑いの事件が報じられました。
AIで作られたとみられる無断動画・画像も、
約2か月で4万件を超えています。
これから必要なのは、AIを怖がることでも、
画面に映るものを盲信することでもありません。
何が作れるかを知り、別経路で確認することです。
まずは家族と、送金や契約の前に確認する方法を
一つ決めておいてください。
その小さな準備が、自分と大切な人を守ります。
※約1700万円の事件は2026年3月5日の報道、
4万3,483件・約3億3,500万回の数値は
2026年7月の報道を確認して記載しています。
五反田明駿(ごたんだ めいしゅん)
ワイズ株式会社 代表取締役社長。
Webマーケティング、営業代行、インサイドセールス、
人材育成を手がけるかたわら、AIを実務でどう活かすかを伝える
スクール「AcademyAI」を運営しています。
詳しい運営情報や発信内容は、
一次情報リンク集からご確認ください。
#ワイズ株式会社
#AcademyAI
#AIリテラシー
#ディープフェイク
#情報リテラシー
#詐欺対策
#生成AI